2009年07月10日

ドニー・フリッツ・ジャパン・ツアー

トムス・キャビンもおしまいですと書いたのに,その舌の根の乾かないうちにこんな事書いても良いのかなと少々反省しておりますが、ありがたい事にトムスを応援しましょうという方が現れて今回トムス番外編が可能になりました。

エディ・ヒントンに続いてバリー・ベケットも亡くなってしまいあのマッスル・ショールズのサウンドを支えていたミュージシャンが少なくなってCDのクレジットに彼らの名前を見る機会も少なくなってしまいました。
そんな中、自身も肝臓の移植手術をへて元気になったドニー・フリッツがもう一度日本に来たいと言って来たのは半年くらい前でした。
トムス・キャビンのコンサートは観客動員数が減り、ついにダン・ヒックスで最後という状況の中,ダニーにも実現は難しいと言う返事をしたのですが、ラングラー・ジーンズや大阪ビッグキャッツの津田さんがぜひやりましょうと言ってくれたので、トムス・キャビンの”聞かずに死ねるか”の番外編としてツアーをやる事にしました。
という事でドニー・フリッツがマッスル・ショールズ・サウンドを支えて来たベースのデイヴィッド・フッド、カウボーイのスコット・ボイヤー,アメイジング・リズム・エイセスのケルヴィン・ホリー,マッスルショールズでのスタジオワークに加えてグレッグ・オールマンや,パーシー・スレッジなどのツアーにも参加しているN.C. サーマン,そして最近はプライムスのレス・クライプールのサポートで注目されている若手ナンバーワン・ドラマー、マイク・ディロンといったマッスルショールズの仲間を達を引き連れて来日し,ツアーをやる事になりました。マッスル・ショールズ関係のミュージシャンがこれだけそろって来日するのは初めてで久しぶりに南部サウンドが堪能できる事と思います。
ドニーはクリス・クリストファーソンのバンド・メンバーとして1974年に来日した時以来,実に35年ぶりの来日です。
ドニーは多分このメンバー達とトロイ・シールズとの共作”ウイ・ハッド・イット・オール”、ダン・ペンとの”レインボウ・ロード”、
エディー・ヒントンとの”ブレックファースト・イン・ベッド”、トニー・ジョー・ホワイトとの”サンピン・ファンキー・ゴーイング・オン”、スプーナー・オルドハムとのマイ・フレンド、等の名曲をスワンピーなサウンドで聞かせてくれるに違いないと思います。それとやっぱりカウボーイの曲も聴きたいな,出来ればラッセル・スミスは居ないけどアメージング・リズム・エイセスの曲も聞きたいな。
今回のツアーはラングラー・ジーンズと津田氏の多大なご協力で実現しました.感謝感謝です。

詳細はトムスのホームページを見てください。

http://www.toms-cabin.com/
posted by 麻田 at 18:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記