2008年10月17日

ザ・コレクター コンプリートブック

僕の昔の事務所でマネージングしていたバンドザ・コレクターズの本”ザ・コレクターズ大頭鑑”(音楽出版社)が出た。彼らは多分日本で一番過小評価されていて、日本で一番もっと売れて良いバンドだと僕はいまでも思っている。でも親しい人達は麻田さんが最初に関わってその後やめると売れるから彼らもそのうち売れますよと言う。
多分それはトム・ウエイツやラモーンズやトーキング・ヘッズやピチカートファイブの例を指していうのだろうが、でも僕はその何十倍ものアーチストと関わって来て売れなかった人の方が遥かに多い。だからそれがそんなに簡単ではないという事を良く知っているし、また売れる事イコール全て良い事とはいえないが売れた方が良い事だと言う事も知っている。だから彼らには売れて欲しいのだ。彼らのやりたい事がよりやりやすくなるという点に置いても。
良く”right time, right place”という言い方をするが、確かにバンドなり人が売れたりポピュラーになるのにそれが必要な事もある。時代にうまく乗れるというのはその時代にそこに居ない事には話にならないという事だ。ただ波に乗っても乗り続けて行くのは大変だし、乗った事で目標を失ってしまったリ、もめ事になったりして活動をやめてしまう多くのバンドや人が居る。
また反対にずっと変わらずやっているうちに時代がついてくるという事もあるが今の日本の音楽業界でそれはとてもむずかしい。
でもザ・コレクターズはそれを今も続けている。彼らは去年の暮れに最新CDを出した。”東京虫BUGS”というタイトルでそれが凄く良かった。僕はその本のインタビューでも言ったのだが20年近くバンドをやっていてあれほど中身の濃いCDを出せるザ・コレクターに感心したし、またうらやましかった。願わくば時代がザ・コレクターズに追いついて欲しいと思うばかりだ。
ザ・コレクターズ東京虫BUGS/トライアドCOCP-51057(コロンビアレコード)
posted by 麻田 at 14:39| Comment(1) | TrackBack(0) | music

2008年10月11日

仮装大賞とノーベル賞

仮装大賞は大好きで機会があれば必ず見る。今もダイジェスト版を見終わったところだ。仮装大賞の面白さの一番はなんと言ってもアイディアの素晴らしさとそれをどういう風に具体化するかというところににある。僕は特にばかばかしいやつが好きでこんな事やるかというのが好きだ。これって今の教育制度の真反対にあるようなもので人の考えないようなあっと驚くアイディアが面白いのであって、人と同じ事をやらないといじめにあうような今の若者の世界とは正反対なのだが、結構多くの若者や子供が突拍子もない事を考えて数分のパーフォーマンスに賭けている。
今年のノーベル賞も人のやらない事をこつこつとやった4人の日本人の先生方達が受賞した。なぜもっと早くと言う疑問は残るのだが、あれって昔だったから研究に専念できたのかなあ?今だったら友達や先生にばかにされて落ちこぼれの烙印を押されてしまうのではないかな?
益川先生だったか,今の教育制度に苦言を呈していらっしゃったが、今の日本の教育制度が間違っているのではと言う事が長い事言われて来て、こうしてノーベル賞受賞者の先生にそこを指摘され何も言えない文部省や親達もそろそろ考えを変えてはどうでしょう。そして子供達に人と違う事をやっても良いんだよといってあげたらどうでしょう。
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2008年10月03日

Pen

Penです。雑誌です。万年筆ではありません。僕はpenという雑誌をほとんど毎号買っている。理由は安いから。だいたい500円か600円。広告が多いのはこの値段からしてしょうがない。今回はピカソの特集、600円でピカソのアップデートされた情報がこれだけ集められのは多分penしか無い。今回は永久保存版ということで普段よりさらに力が入っている。ピカソの最新情報を世界からこれだけ集めるのは人、金と労力は相当かかったに違いない。カラーもふんだんに使って下手なピカソ本より内容は充実している。それでも600円と言うのが嬉しいではないですか。またPenの通常の記事としては冒頭の世界各地の裏情報,超仕事人といった記事も面白い。また今宵も一杯,笑う食卓といったエッセイも毎号楽しみにしている。特に立石敏雄さんの笑う食卓は同じ世代(多分)として共感する部分があっていつも真っ先に読む。僕は広告はほとんど飛ばして見ないので広告主にはあまり良い読者ではないかもしれないがこの広告があってこの値段なのだろうという事で広告に対してネガティブな考えは無い。値段だけ高くて内容の無い雑誌が多い中、Penにはこれからも頑張って欲しいと思う。
posted by 麻田 at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記